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次世代リーダー

リーダーに訊く!第9回 Braze 代表取締役社長 水谷篤尚氏 後編|リスペクトと助け合いのある組織風土を醸成し One teamで成長を目指す

著者:JAPAN CLOUD

Japan Cloudやその関連会社の魅力や特長、会社を率いるトップの人間像に迫るリーダーインタビュー。9回目に登場するのはBraze(ブレイズ)株式会社・代表取締役社長水谷篤尚氏です。後半では、Japan Cloudの関連会社の代表としてのやりがい、外資系スタートアップの働きがいや一緒に働きたい社員像、キャリアに悩む方に向けてのメッセージを語ってもらいました。<前編はこちら

プロとして成果を上げながら、笑顔と温かさがある会社を目指す

――外資系スタートアップの働きがいはどこにあると思いますか。

水谷 大きく3つあると考えています。

一つ目が自らのパフォーマンスをダイレクトに会社の成長に反映できること。まだ規模が小さい会社だからこそ、自身の努力次第で会社の成長に寄与できるのは大きなポイントだと思います。

関連して、2つ目が会社が成長していく様と自分の成長の両方を感じることができること。3つ目が、企業のカルチャーを自ら一緒に作っていけることです。これら3つすべてが個々人の働きがいや今後の成長につながるポイントで、会社の組織風土を醸成するうえでも、大事にしたい要素です。

――カルチャーや規模感など、今後、どのような組織を目指して行きたいと考えていますか。併せてどんな人にこの仕事にチャレンジしてもらいたいかも、お聞かせください。

水谷 社長就任から3か月目に、メンバーと1泊2日の合宿で開いたワークショップで話し合い、5年後のありたい姿として決めたカルチャーが以下の3つです。

  • リスペクトがあり、助け合いのある会社
  • 個々人がプロフェッショナルな会社
  • 何でも言い合える風通しの良い会社

その他、ワークショップでは、目指す会社の規模感や経常利益の額、リテンション率など、野心にあふれた意見が飛び交い、私自身も大いに刺激を受けました。

ジョインしてほしいメンバー像としては、ズバリ、上記の3つの「ありたい姿」に賛同し、一緒に成長を目指せる人です。具体的には、

  • 仲間に対してリスペクトを持って、チームで協力して成長を実現できる人=One teamマインドがある方
  • お客様のビジネスチャレンジに貢献したい&一緒に伴走したいと思える人=他者への貢献マインドがある方
  • 素直で柔軟性を持って、周囲の声に耳を傾けながら自身の成長にベクトルを向けられる人

といったところでしょうか。

外資系企業というと、成果主義の下、社員同士、ライバル関係でしのぎを削り合うようなイメージを持つかもしれません。しかし、私自身はプロとして成果を上げながらも、だからこそのチームの和を意識した組織風土を醸成してきたいと考えています。

そう考える背景には、前職での経験も影響しています。良い組織風土が醸成できれば、数字はあとからついてくるという経験があったからです。

こうして組織改革に取り組み、みんなのがんばりのおかげで、3年目位から業績が一段と向上し、最後には自分たち自身が誇りを持てる組織に成長することができました。

数字を達成したという目に見える成果だけでなく、目標を掲げ、みんなで力を合わせて達成するプロセスには、何にも代えがたい喜びと楽しさがあると考えています。

そこに笑顔や温かさがない会社には、自分の子どもや大事な友人を紹介したくないですし、実はギスギスしている会社ほど、うまくビジネスが回らないというのが私の実感です。

だからこそ、先に挙げた企業として目指す姿や求める人材像に共感し、チームで目標を達成することに幸せを感じられる人にジョインしていただきたいですね。

選んだ道を最後までやり遂げれば、すべて“正解”になる

――転職を考えている人、外資系企業への転身を考えている人に、アドバイスをお願いします。

水谷 そんなにえらそうなことは言えないのですが、異なる環境へのチャレンジには必ずリスクがつきまといます。けれど、リスクを感じるということは、それだけ今の自分よりギャップがあるわけで、リスクを取ることで、そのギャップ分、成長ができる。ならば迷うぐらいなら、ぜひ新たな道にチャレンジしてほしいですね。

もし失敗してもその経験こそが成長の糧となりますし、もっと言うと、AかBかの選択肢で迷って1つに決断したら、AとBの両方共に正解なんです。それを正解にするかどうかは自分次第なので、将来的に正解だと思えるように自分自身で努力していけば、必ず道は拓けます。

また、自分自身が大事にしている仕事の信条の一つが、先のキャリアを考えすぎずに、目の前の目標を成し遂げられるよう集中すること。目標をクリアしたら、自然とその先に次の風景が見えてくるものだと思います。その選択肢として、今のポジションは、自分にとっていいチャレンジだと捉え、邁進しています。

――最後に水谷さんにとって、Brazeの社長とは何でしょうか。

水谷 なんだろう(笑)。1つにはみんなの人生や期待を背負ったというのはありますね。変な話ですが、私自身は社長として成功したいとか、成り上りたいといった私利私欲があまりないんですね。

それよりはメンバー全員が喜んでくれる姿を見るのが何よりうれしい。先に5年後に目指す姿を挙げましたが、究極の理想として、各部門のリーダーが育って、目標とする業績を達成し、みんなでバーベキューとかをパーッとやって、メンバー同士がバカ話で盛り上がっているのを後ろからニコニコして眺めていたい、ですね(笑)。

無論、まだまだその理想に近づくには時間が必要で、「行くぞー!」と先頭でメンバーを勇気づけながら鼓舞していくフェーズにあります。

当社は幅広い年代のメンバーが活躍し、女性の数も多い、多様性と個性に富んだ楽しいチームです。興味を持った方、ぜひ門戸を叩いてみてください。

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