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Japan Cloudからのメッセージ、インタビューや活動内容などを発信しています。
軸は「人へのコミットメント」|Japan Cloud 入社のご挨拶

はじめまして。2024年1月に入社しました、木下都と申します。Japan Cloudでは採用領域を担当しています。自己紹介にお付き合いいただけましたら幸いです。
エンタープライズIT営業としてのキャリアスタート
日本オラクルへ新卒入社しました。オラクルと言えばデータベースの会社です。データベースはもとより、ソフトウェアについての知識もないまま入社しましたが、偶然出会ったFusion Middleware製品チームの勢いとカルチャーに魅了され、配属を希望しました。
ミドルウェアチームでは、WebLogic ServerというWebアプリケーションサーバを中心に、当時流行していたSOAアーキテクチャ、IoT、Securityなどの幅広い製品群を抱えていました。Web APサーバ市場ではIBM社製品がマジョリティでしたが、自社製品に愛を持って我々が市場を取りに行くのだと、セールス勉強会で日々議論を戦わせて燃えているような、尖った組織でした。
製造業担当チームに配属され、自動車のグローバルKey Accountを担当しました。日々の提案活動に加え、グローバルCIOとのコミュニケーション、中期IT戦略に基づくフルスタックのソリューション提案、Oracle Open Worldというグローバルイベントでのお客様の基調講演の実現など、常にグローバル企業ならではの大きなチャレンジの機会をいただきました。
今思うと不安もたくさんあったことと思いますが、任せてくださった社内の関係者やお客様のみなさまへの感謝の気持ちしかありません。同時に、数字を達成することへのこだわりやコミットメントの重要性も身に染みて学びました。(毎年5月の年度末は胃薬が友達でした)
プレッシャーも大きかったですが、思い入れのある大切なお客様に出会うことができ、社内の人間関係にも恵まれ、宝物のような5年間を過ごしました。
人事・採用へのキャリアチェンジ
これ以上ない環境で学ばせてもらっている中、ふと社内に目を向けると数多くの優秀な先輩や同僚が去っていました。小さなボタンの掛け違いも多くあったように感じ、「人」という面において、より良くしていける余地があるように感じていました。新卒として会社への恩や思い入れが強く、会社に対して何かできることがあるのかと次第に考えるようになり、人事への異動を希望します。
コツコツと社内の関係者を説得し、長年目標としていた大型ディールの締結を見届けた後、採用部門へとキャリアチェンジを果たしました。
中途採用チームでは、セールス・エンジニア・マネジメント層と各レイヤーの採用を経験しました。様々な候補者の方とお話しさせていただく中で、営業経験があるからこそ、なぜその方がオラクルで活躍いただけるか、を具体的なセールスシナリオやアカウントベースでお話しできるような機会も多くありました。自分のこれまでの営業経験を採用にも活かし、そして実際に採用した方がご入社された後に社内で活躍されている姿を見る中で、採用のやりがいや、自分なりの価値の出し方を見出しました。
なかでも、Oracle DigitalというSMBマーケット向け直販クラウド営業組織の立ち上げの採用を担当し、短期間で100名規模の組織までの成長に伴走させてもらった経験は、組織の立ち上げフェーズならではの面白さを発見する大きなターニングポイントとなりました。これまでのやり方とは違った仮説を立てて実行し、その結果を踏まえて次の採用戦略を立て直すというPDCAを回す活動はとても新鮮かつ、たくさんの学びがありました。
オラクルとは違う採用手法を学びたい、さらにはまた組織の立ち上げ期に携わりたいという思いで、当時日本組織の立ち上げフェーズのGCP(Google Cloud Platform)に転職。
Googleでは、General Cognitive Ability、Role-Related Knowledge、Leadership、Googlyness(Googleらしさ)という4つの軸でそれぞれのインタビューを行う手法を展開しており、グローバルで完全に統一されている同社の採用と評価の仕組みはとても興味深かったです。当時は日本人がほぼゼロなGoogleの採用組織において、シンガポールやカリフォルニアのチームと日々連携しながら、非常に高い要件を満たす候補者の方をいかに見つけるか、そして採用できるか、試行錯誤の日々を送りました。人種という観点でもDiversityに溢れたチームで、採用業務のみならず学ぶことの多い環境でした。
そして、その後5年ほどのキャリアブレイクを経て(4歳、2歳の子どもを育児中です)、この度Japan Cloudへ入社の運びとなりました。
軸は「人へのコミットメント」
これまでのキャリアを振り返ると、一貫して人に対する思い入れの強さが私の原動力になっています。営業時代はお客様や社内のチーム、そして採用においては、担当するビジネス側のリーダーやメンバーを支えたい、より皆がハッピーになる環境を作りたい、という気持ちが私の泥臭いとも言えるコミットメントの根底にあります。落ちているいろんなボールを拾うことで、組織に貢献していくタイプと言えると思います。
Japan Cloudで新しい挑戦を重ねながら自身も成長し、これから出会う皆さまのキャリアに真摯に向き合っていきたいと、その出会いに胸を躍らせています。
Japan Cloudでのこれから
Japan Cloudでは、Country Manager/Directorクラスの採用、Japan Cloudポートフォリオ企業全体の採用支援を担当しています。
Japan Cloudのミッションとして、テクノロジーの力で日本企業の生産性向上に寄与するという思いと共に、次世代の経営を担うリーダー人材を育成していきたいという思いを強く持っており、各社横串のロール別Communityや、Sales Leaders向けのプログラムなどの提供に力を入れています。一社にいながら、より幅の広いキャリア育成の機会を提供できることは、他の環境には中々ないユニークな価値だと考えています。
そういった魅力を、採用という観点で候補者の方々へ伝え、将来のキャリア展開も見据えて一緒に将来像を描いていけるような採用担当でありたいと考えています。
また、個人的に特に注力したいのは、次世代のリーダー人材育成というミッションに関連して、ぜひ将来社長にチャレンジしたいという気概のある若手リーダー層の発掘と中長期的なエンゲージメントです。
外資系スタートアップ環境で自らの可能性に挑戦したい方が、会社のブランド力ではなく自身の手腕を試せる場として、まず選択肢にJapan Cloudを挙げていただけるよう、認知度の向上とブランディングにも力を入れていきたいと考えています。Japan Cloudならではのエコシステムを活かし、ユニークな採用の仕組みを築いていきたいと考えています。
最後になりますが、趣味はワインと映画鑑賞です。昨年はワイン好きが高じてWSETというワインスクールに通い、Level2というエントリーの資格を取得しました。(とはいえ細かいことは全くわからず、楽しく飲む専門です)映画はミニシアター系からハリウッド大作まで幅広くなんでも観ます。一人映画館でストーリーに没入する時間と、自宅で犬(ミニチュアシュナウザーを飼っています)と触れ合う時間が何より私の癒しです。共感いただける方がいましたら、ぜひメッセージ(Linkedin)いただけると嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。Japan Cloud関連企業で働くことに関心をお持ちの方と、お話しできることを楽しみにしています!どうぞよろしくお願いいたします。
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